地域から信頼される薬局を
安定して存続させるために

保守的な土地柄から、大手調剤チェーンの参入が難しいと言われる群馬県で、35年に渡って地域との信頼関係を築いてきた「富岡調剤薬局」。オーナーの高齢化と後継者の不在、さらには再編が進む調剤業界において、安定した経営の継続と人材確保に不安を感じ、M&Aを決断しました。一方、全国に約250店舗の「なの花薬局」を展開する「メディカルシステムネットワーク」は、国内第6位の調剤薬局チェーン。北関東への出店を目指す同社と、富岡調剤薬局との利害が一致し、両社にとって有益なM&Aが実現しました。

双方の課題を解消する
友好的なM&Aが実現

「地域に根差した薬局の存続と発展に貢献したい」とする、メディカルシステムネットワークの理念に則り、提携後も富岡調剤薬局が培ってきた経営ノウハウや体制を生かして、従業員は生き生きと働いています。懸念事項だった人材の確保は、近隣のグループ店から優秀な薬剤師を回してもらうことで解消。メディカルシステムネットワークにとっては、本州・四国・九州での薬局網の拡大という課題への足掛かりとなりました。今後も、地域医療を守るための店舗展開と業務提携を進めていく予定です。

STAFF VOICE

地域医療に貢献できるようになったM&A

店舗数も多く採用に苦労されていた伊丹前オーナー。譲渡前は退職者が数名いたようで、譲渡の際にも退職者が出るのではと懸念されていましたが、逆に譲渡後は退職者が激減したようです。店舗としても安定感が出て、地域医療に貢献できるようになったM&Aです。

調剤薬局・ドラッグストア業界再編室 室長 渡部 恒郎

業界再編部
調剤薬局支援室 副部長
渡部 恒郎

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